突然の在宅勤務へのシフト。大きい会社なら以前から利用しているビデオチャットツールがあるかもしれませんが、中小企業ではインフラ担当もいないし、そのようなツールの利用がないところが多いはずです。
在宅勤務で、まったく顔を合わせることなく仕事が進むような業種は限られているかと思います。ここでは、そうした会社、個人が利用できる無料のビデオチャットツールを紹介したいと思います。
Zoom
今一番人気があるビデオチャットツールのような気がします。
Zoomは、リアルタイムメッセージングとコンテンツ共有が可能な企業向けのビデオ会議ソフトウェアです。
Zoomには、無料の料金プラン以外に、有料の3プランがあります。
無料版では以下の制限がありますが、中小規模の会社で利用履歴を管理したり、録画保存する必要がなければ、快適に使えるかと思います。
- グループミーティングは、40分まで。
- 録画データの保存は、ローカルPCに。
使い方
①ホストになる人は、メールアドレスを使用してアカウントを作成します。
②確認メールを送信します。
③メールが来るので、アクティベートボタンを押下します。
④氏名、パスワードを設定してアカウントを作成すると、パーソナルミーティングURLが割り当てられます。(こちらはテスト用です)
⑤開始を押して、アプリが入っていない場合、ブラウザ上でダウンロードが始まるので、Zoom.pkgをインストールしてください。(Macの場合)
⑥Zoomを起動して、新規ミーティングを押下すると、新規のミーティングを開始できます。人を招待する場合は、招待ボタンを押下するとウィンドウが立ち上がるので、URLのコピーを押して、URLを取得して参加者にシェアしてください。
⑦参加者側は、アカウントの作成は不要で、アプリだけダウンロードすればミーティングを開始できます。
少しはしょった部分はありますが、本当に5分ぐらいで、ビデオチャットが始められるので大変便利です。40分の制限がありますが、1時間とか2時間ものミーティングは、今どきダサいので、自然と切れる40分が逆にいいかもしれません。
追記(2020/04/04)
Zoomは、セキュリティ問題があると指摘されています。ご利用は、自己責任で!!
Zoom の脆弱性対策について(IPA 情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/alert20200403.html
Zoom、相次ぐセキュリティ問題やプライバシー問題で謝罪 対応について説明
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2004/03/news071.html